オタラップMCバトル公式ブログ

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第0回オタラップMCバトル回顧録 〜朝焼けは黄金色〜

みなさんはじめまして、あらいぐまMCと申します。都内で細々と音楽活動をしており、趣味・特技はアイドルマスターです。

最近はMCバトルイベントの最高峰、UMBに参戦、予選参加者150人中ベスト150位にランクインと、好成績を残しております。よろしくお願いいたします。

 

自他共に認める実力を誇る私、あらいぐまMCが今回語らせていただくのは、こちら!

 




去る2015年4月、知人から「ラップやってるオタクを探している」と相談を受け、特に何も考えずにオファーを受けたイベントがあります。

そのイベントこそが、「オタラップバトル アキバサイファー(のちオタラップMC バトルに名称変更)」でした。今となっては伝説の第0回。ひっそりと始まったこのイベント、バトルMCは雑誌編集者・イラストレーター・身元不明(“そば”について歌ってた)・フリーター(私)の4人。参加者の7割がバトル未経験、内半数以上がラップも未経験!すごい確率だ……。

ここで出会った名も知らぬオタクたちとその後も交流が続き、今では一緒にイベント運営するなんて、これもまたすごい確率。

 

現在の話はさておき。

そもそも、このイベントのコンセプトが、

「最近ちらほら見かけるMCバトル? っていうの? あれ、オタクにやらせてみたら面白くね? ヤバくね?(社長談・意訳)」

だったので、貴族の戯れでコロッセオに放り込まれた奴隷のような気持ちで舞台に立ちました。鍬しか持ったことねぇ。それはそれは泥仕合

当時は先に挙げた「UMB」や、「高校生ラップ選手権」、「戦極」などのバトルイベントがあるとはいえ、まだ「フリースタイルダンジョン」の放送前で、MCバトルなんて一部の愛好家しか見てないマイナーコンテンツでした。若者のヒップホップ・ラップに対する認知は浅く、知っててもせいぜい「8マイル」くらい。

そして大体のオタクはそれすら見てない。

ただ、各々一応の予習はしてきたようで、それなりに韻を踏む真似事をして、対戦相手にはDISを、観客には笑いをお届け。

グズグズの紆余曲折の結果、第0回の優勝者は私、あらいぐまMCとなりました。

そりゃそうだ、一応経験者だもの。あと一番声デカかったし!! 一番動きがうるさかったし!!!(溢れ出るバイブス)

 

そんなこんなで軽い遺恨も残しつつ終わった第0回オタラップ。こうやって久しぶりに動画を見ると、今ではフリップ芸が定着し、NAKAZ TOBAZの一員としてライブにも出てたりするMC Woodが、フリップを持たないで普通にラップ(?)してるのが珍しいですね。あ、コース(当時MC Course)はあまり変わらないです。DISの量が減ったぐらい。そしてあらいぐまMC、進化の途中といった感じですね……。潜在的なオーラが見えます。

 

動画を見れば分かるとおり、

「もうこんな滅茶苦茶なイベントやらないだろ…」

と思った矢先に、次回大会開催の一報が届くわけですが、それはまた次回……。

(世にも奇妙な物語のあのBGM)