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第2回オタラップMCバトル回顧録 ~期待、不安、そして予兆~

どうも、あらいぐまMCです。

早速ですが、今回は「第2回オタラップバトル アキバサイファー」について語らせていただきます。

 


先に言ってしまいますが、この大会は私、あらいぐまMCが優勝しました。一度は一回戦で敗れたものの、運良く敗者復活枠を手にしてそのまま優勝。イエー俺ツエーー!! 最強ーー!! 感想は!! 以上!!!

という訳にはいかない(色々な意味で)。なぜなら、この大会は出場者にとって“疑惑の大会”だったからだ……!

記憶頼りなので摺り合わせの必要がありますが、MCバトルにおいてとても重要な役割を担うバトルDJの采配に、終始問題がありました。

パッと思い出しても、

・バース数の管理がずさん

・気に入ったバトルMCのバースを勝手に増やす

・バトル見ててターンテーブルそっちのけ

 

といったところ。当時の参加者に聞いたらもっと出てくるに違いない(疑心暗鬼)。この大会で優勝した私、言い換えるならばこのDJの恩恵を一番受けた私だからこそ、第2回を語る義務があるのですよ。言ってみればこれは内部告発。企画者すら無意識に、私が勝つよう仕組んでいた大会だったんじゃないか……!?

……んなわけねーよ(民衆からの怒声)(運営からの罵声)(処刑)。

 

なんて語るのはさすがに大げさかもしれませんが(オタラップに八百長はありません)、色々と反省点が残る大会だったのは間違いありません。当然そのDJは第2回限りでオサラバ、今ではバトルに厳格なルールが定められ、優秀なDJがバトルを捌いております。

個人的に、第2回のバトル内容について一応弁明させていただくならば、勝敗をオーディエンスによるジャッジで決める以上、その日の出場者のなかで一番ウケたのがあらいぐまMCだったのだ(と思う)!

参加したMCたちはみんな素晴らしく、手ごわいラッパーばかりでした。初出場のMCも何人かいて、とても嬉しかったです。

大柄な体に赤いモヒカンという出で立ちで現れつつも「アイドルマスター」への愛を笑顔で語ってくれた"お涼"。せっかく私もモヒカンにしてきたのに、彼の前では霞んでしまった。

「あれはアメリカの国民的ヒーロー、キャプテン・アメリカ? いや違う! キャプテン・アキハバラだ!」こと"キャプテン・アキハバラ"。好きなジャンルはアメコミ。彼は参加者唯一の楽曲持ちということで、バトルの合間に「O.T.A.K.U」という曲を披露し、観客全員の心を掴んでいた。凄い男だ……!


 

そして関西ィー!からの刺客、"ReCO(レーコ)"。『ひだまりスケッチ』への愛とキレッキレのラップスキル、そして最大級の10代モラトリアムを抱えた彼は、単身でオタラップへと乗り込んでくれました。心細そうな顔で独り会場にやって来た彼が、帰る際にはとても名残惜しそうにしていたのを見て、「オタラップやってよかったな…」としみじみ思ったことを覚えています(彼が猫を被っていたことは後々発覚する)。

この3人は今でも付き合いがあり、オタラップにもとても愛着を持って接してくれる大切な仲間です。ありがとう、これからもよろしくね。

ほかにも第1回から引き続き参加してくれたMCも数多くいて、"コース"やMC Wood"はもちろん、第1回優勝者の"響"とその相棒である"mc神社"や、オタラップ界のアイドルにしてスター、"乱"(当時はMC乱)(あと眼鏡掛けてた)など…バラエティ豊かなメンツが揃いました。「こんなに参加者が増えるなんて…」と個人的に喜び&驚愕したのを覚えています。今からすれば、この第2回でオタラップの中心ともいえるメンツは揃っていたんだということにも気づき、ちょっと感慨深い(後々いっぱい出てくるけど) 。

第2回の盛り上がりを受け、「あれ…オタラップ、盛り上がるんじゃね!?」と話したことは記憶に新しく、そして後の第3回、第4回を経てその予想は確信に変わっていったので、この大会がオタラップにとって1つのターニングポイントだったのかな、とも思います。

もちろんオタラップ史のなかで押さえておきたいポイントはまだまだあるのだけれど、それはまた、別の機会に。

 

あらいぐまMC