オタラップMCバトル公式ブログ

オタクのMCが愛を叫ぶ!「オタラップMCバトル」公式ブログです!

第4回オタラップMCバトル回顧録 ~変わりはじめた世界!~

第4回ですよ!第4回!

  おなじみあらいぐまMCです。 もういくつ寝ると第10回オタラップMCバトルですね!参加者の皆さんもそわそわしてきたんじゃないですか?そわそわしてきたよね?ね?

f:id:otarap:20180719202705j:image
f:id:otarap:20180719202712j:image

  今回振り返るのは「第4回オタラップバトル アキバサイファー」

 会場が赤坂見附Corusに移り、さらに司会者もゴールドラッシュというお笑い芸人コンビを起用。この2人、揃って“濃いオタク”ということでオタラップ的にもばっちり。 また第4回はMCバトル以外にも色々な試みに挑戦しておりました。

  まず司会者ゴールドラッシュとゲスト街裏ぴんくによるコントのコーナー。ゴールドラッシュのネタはその日初めて拝見しましたが、少年マンガあるあるコントなどこちらのツボを巧みに突くネタばかりで大いに笑わせていただきました。そして2人とも演技派。 

またMC Wood、キャプテン・アキハバラ、第1回優勝者の響(途中mc神社も参加)らオタラッパー達によるライブコーナーを実施。キャプテン・アキハバラはこの日「スパイダーマン ラップ」など3曲を披露。ラップ上手い、作る曲が良い、イケメンなキャプテン・アキハバラYouTubeチャンネルはこちら!

(あらいぐまMCはキャプテン・アキハバラを応援しています)(バーターも狙ってます)

そして響はライブのほとんどが即興(フリースタイル)で、最後の方はmc神社とキャッキャしてただけだけど最高。いいぞー親友同士いいぞー。また観たいぞー。

ただのMCバトルイベントでは終わらない、オタク達の総合イベントを目指すという目標の上で第4回はとても試金石な回だったなと思います。

  とは言いつつ、MCバトルにも新たな顔ぶれが参戦。ちょうどこの時期「AMB アニソンMCバトル」という別口のオタクラップイベントも開催されており、そこで出会った「MC韻我(のちに韻雅に改名)」「れぐる」の2人が参加してくれました。 

  MC韻我は名前のとおり“韻”にかけてはピカイチな声優研究家にして鉄道マニア。普段は物静かなのに、ひとたび話題を振られればその知識は他の追随を許さぬほど。うーんオタク。 れぐるは「プリパラ」や「カートゥーン」に造詣が深く、他を圧倒する熱量でその良さを大々的にアピールしておりました。当時「アイドルマスター」「ラブライブ!」が主流だったオタラップ界隈に2人が現れたことで「アイカツ!」「プリパラ」と、新しい風が吹いたな、と思ったことが記憶に新しいです。

  ちなみにこの第4回、バトルの模様が2017年3月23日放送のフジテレビ系「アフロの変」という番組で紹介されたようです。実際に放送された動画の中で、私あらいぐまがバトル中、某有名同人サークルの名前を出してしまったのですが、いやそりゃテレビ映ると思ってねーし!!?……えー、その折は大変失礼しました。昨年末のコミケットC93にて直接ご挨拶させていただいております。(コピー本とても良かったです)

  第4回をこうやってつらつらと思い起こしてみましたが、環境を新たに試行錯誤している様子を強く感じましたね。上記にて少し触れましたが当イベントの主催者は「オタラップはいつかコミックマーケットの様にオタクコンテンツの全てが集まるようなイベントにする」と語っておりました。 確かにこの大会から本格的に同人誌サークルへの参加も呼びかけており、ヒップホップとたまたまオタクが出会ったように、オタクとオタク、オタクと何か、が交わることで生まれる新しい融合を今でも運営は目指しております。(なんつって)

   最後に余談なんですが、第4回って一度開催延期しているんですよね。それで「元々開催予定してた日どうしよう?」という話になったとき、私やコースが発起人になって「渋谷のバーでサイファーとかやろう」というイベントを企画したんです。 このバーこそが「渋谷 BAR Library(ライブラリイ)」。今でも定期的に集まってバーでサイファーをやるっていうのがここから始まったと考えると、全部繋がっているんだなーと思いますね。

  なんて感慨にふけったところで今回は締めたいと思います。ありがとうございました。

 (第5回大会につづく)

あらいぐまMC

第3回オタラップ回顧録〜見えてきた形〜

このブログでは初めまして、コースです。
更新遅れちゃってほんとごめんなさい。サボってたり、データ読めなかったり、いろいろありました。
とうとう7月には第10回大会の開催が決定いたしまして、流石にまずいな、という思いからこうしてキーを叩き始めております。


今回振り返るのはは「第3回」。第3回大会は2015年11月28日に行われました。季節柄、イベントは「オタラップバトルアキバサイファクリスマスパーティー」と銘打たれ、秋葉原を(ひそやかに)盛り上げました。3年前、静かに、しかし熱く催されたこの戦いについて、思うところを書いていきます。

 

------
第0回から計4回目を数えるオタクのラップバトル、今回は過去参加経験のあるMCのみで対戦が行われることになった。これまで、「ノンルールなこの"戦い"をどうやって成立させるのか?」という議題に向かって切磋琢磨……要はみんなで好き勝手やってきたのだが、4回目ともなると、段々とお互いの手の内が読めてきて、相手のキャラクターも見えてくるため、少しだけ「戦い方」が見えてきたような、そんな大会であった。
第3回の参加MCは7人。司会にはバンド「金星ダイヤモンド」の高井5キャラット氏を迎えて行われた。終始意味不明な大会に高井5氏がタジタジだったのが印象的だった。

~参加MC~
MC Wood
MC 神社
DJD(MC狂)
ゆのっちReCO
MC Course(現"コース")
MC乱(現"乱")
あらいぐまMC(前回優勝シード)
~~~~~~~~
初戦の「MC Wood VS MC神社」では、すでに自身のバトルスタイルを確立しているWoodに対し、神社は相当ビビっていた。

神社「(スケッチブックを指しながら)コレが…怖いっすね…めっちゃ強い武器持ってるんですよ……」
Wood「そうですね」

そうですねじゃねえよ。何だこのバトル。
結果としてMC Woodはこのあともスケッチブックを手放すことなく、後に社会人ラップ集団「NAKAZ TOBAZ」に加入、さらにはフリースタイルダンジョンの「二代目山下新治」となって現在も活躍中。人の人生をさらっと大激変させてしまったとんでもないイベントである。

その後もDJDとゆのっちのスキルフルなバトルや、MC乱とMC Courseの押し付け合いみたいな戦いを経て、結果私が優勝することになった。今見返すと、スキルもなければ主題もバラバラ、とてもまともに見れたものでは無いのだが、あえて言うなら「Disではなく愛を語る」というルールのなかで、どうやって3バースを使うのか? ということの最適解が、少しだけ見えた大会だったと思う。
-----

 

ダイジェスト動画を見ると、狂乱が伝わると思います。


オタラップバトル アキバサイファークリスマスパーティー(short ver)

 

 

そして、今度行われる第10回は、もっともっとスキルフルで、愛に溢れた大会になると、予期しています。「意味不明だけど、ちょっと気になるな…」という人は、来月現地でお会いしましょう。

f:id:otarap:20180628191915j:plain

f:id:otarap:20180628191919j:plain

 

コースでした。よろしくどうぞ!

オタラップMCバトル公式ブログ復活!

「オタラップMCバトル」公式ブログへようこそ!
いよいよ来週、7月27日(金)にSpace emo 池袋にて開催される記念すべき第10回大会をより盛り上げるべく、コース・あらいぐまMC・MC Woodの3人が順に過去大会を振り返る記事を書いて紹介していきます。お楽しみに!


【第10回オタラップMCバトル】

f:id:otarap:20180628191915j:plain

f:id:otarap:20180628191919j:plain

【司会】Ho-Ko
【司会アシスタント】マリー
【DJ】ReCO(第5回大会優勝)
【ゲストDJ】馬宮亮一郎(三芳菊酒造)
【出場MC】
kikuchi/いーえっく/Malka/TAKI/韻雅/六/乱/マミヤ/レア&トラヴィス・ストッコ/(COOH)2 a.k.a.シュウ酸/麻桃/刃/†魔夜-maya-† a.k.a ムキムキおにいさん from アクアラインを裸足で走り隊/あおたか/アクトウ/Los Ingobernables de お涼/宮牧美沙代/roll-g/SISO/AkirA/緋車/YUME/概念真衣/Peperoncino kato'omottara Mozuku de$hita a.k.a. P_M_/SATO-C/marukome/サミング/リル/ツカダカイン(エントリー順)
【MCバトルゲスト】コース(第3,4,8回大会優勝)

【出展サークル】三芳菊酒造/MONSTERS PLAN/HAKABA/Under rim sound/秋葉原サイファー(予定)
【LIVEステージ】MC Wood/秋葉原サイファー/キャプテン・アキハバラ/めりー(前回大会優勝)

【協賛】三芳菊酒造/株式会社エフ・クルーズ
【主催】プラネット・リンク

【備考】
※前売券の販売はありません。当日開場時間以降に会場にお越しいただき、受付で入場料をお支払いの上ご入場ください。
※当イベントは座席はなくスタンディングでのご観覧になります。
※当日運営側で撮影した写真・映像などは運営の公式HPや各SNSアカウント(TwitterFacebookなど)、YouTubeニコニコ動画、テレビ番組や雑誌など各媒体で公開させていただくことがありますので予めご了承ください。

【お問い合わせ先】オタラップMCバトル(yo.otarap@gmail.com


【そもそもオタラップMCバトルって?】
漫画・アニメ・ゲーム・声優・それ以外!
あらゆるジャンルのオタクが、ラップで・早口で・紙で・グッズで・あの手この手で!フリースタイルで愛を叫ぶ!それが “オタラップ”
そんなオタクのMC達が一堂に会し、鍛え上げたフリースタイルで愛をぶつけ合い称え合うイベント、それがオタラップMCバトルです。

【実際にどんなバトルをしているの?】
ぜひこちらの動画をご覧ください!

youtu.be


オタラップMCバトル公式Twitter
https://twitter.com/YoOtarap
オタラップMCバトル公式HP
http://planet-link.co.jp/event/
過去大会の様子はこちらのチャンネルでチェック!
オタラップMCバトル - YouTube


渋谷 BAR Library(ライブラリィ)では毎週水曜「オタラップサイファー」を開催中!
https://www.facebook.com/Library-478208312222309/
渋谷区道玄坂2-16-19 都路ビル306

マスターはあらいぐまMC(毎週火〜木曜担当)!
サイファーに参加するも良し、オタクの早口を聴きながらグラスを傾けるも良し!オタクの方もそうでない方も、ぜひお気軽にご来店ください!

オタラップサイファーの様子は現在YouTube、インスタライブで毎週配信中!

第1回オタラップMCバトル回顧録 〜MC Wood誕生〜

はじめまして、レペゼン:ドン・キホーテ、MC Woodです。
前回のあらいぐまMCからのバトンを受け取り、第1回大会の思い出を書かせていただきます。大会の正式名称は「第1回オタラップバトル アキバサイファー」。のちにもっとシンプルな「オタラップMCバトル」に改名されることになります。
私がマジメに文字で、しかもオタラップについて語ることなんてなかなかないのでこれは貴重な機会ですよ。あらいぐまMCの記事の1.5万倍はありがたがって読むべし。

第1回大会のダイジェスト動画はこちら!

 

あらいぐまMCの表記間違ってる!ていうかだいたい間違ってる!

まだ、「秋葉原エンタメ★カフェ サイファー」でやってた頃ですね。第0回〜第3回まではこの会場でやったのですが、私にはこの4大会の記憶がほとんどありません。本番前の楽屋でひたすら緊張していたことしか覚えてないです。

第0回、数合わせで呼ばれ、自分なりに考えたリリックを印刷して持っていったものの、プリントの音読は10秒くらいで終了。残りの時間をアドリブで埋めろと言われても、即興で言葉が出てくるわけがなく、ただ痛々しい姿を晒しただけ。「もうラップなんてやらない」と心に決めたし、こんな大会絶対企画倒れだろ、と思っていたら…

「第1回やるからまた出て」

とのこと。

正気ですか?

出たくない…また同じ醜態を晒したくない…。かといって、練習して上達などしようものなら今後ずっと出演することになってしまう…。

「ラップもできないし、もうこんな奴はバトラーとして呼べない!」と見限ってもらうためには、何か違う手を考える必要がありました。

…なんか、あらいぐまMC?とかいう人がやってたやつも、声がデカイだけで到底ラップに見えなかったし、(別にこんな大会どうなってもいいから)私も次はラップだと思わずに、滅茶苦茶やって大会をぶっ壊して、これ以上開催できないようにしてやろう。そう思いました。そうして反ラップ思想を膨らませ、少しでも自分の得意なフィールドに近づけようと行き着いた先が"フリップネタ"でした。

動画が公開された時の身バレがイヤだったので、アフロとグラサンを着用。当時、グラサンにネクタイ姿のお笑いコンビ「8.6秒バズーカー」が流行っていたのでそれを真似ました。MC Woodという名前は自分の知らん間に既に付いていたので、じゃあそれに合わせて木みたいなブラウンカラーのシャツを購入。こうして今にまで繋がるWoodスタイルの原型ができていったのです。

いやー、それにしても今の今までこのスタイルでやることになるなんて思いませんでしたね。ジャケットはいちいち服装に悩まなくて済むし、どこの現場でもフォーマルな格好なのでドレスコード的にも良いのですが、アフロは夏場暑いし、長時間着けてるとゴムが頭を締め付けて痛いので失敗だったかもしれません。周りの持ち物が毛だらけになるし。

そうして、第0回とはまた違う覚悟で迎えた第1回オタラップ。日曜日の18時開場だったのですが、実はこの日の午前中、私は親戚一同とともに祖父の三回忌に立ち会っており、町田にある寺のお堂で厳かな雰囲気に浸っておりました。何で祖父の遺影に「この後知らんオタクとラップで戦ってくるよ」と伝えなければならないのか。もっと喜んでくれそうな報告がしたかったです。始まる前からすでに地獄みたいな気分でした。

三回忌が終わってすぐ小田急に乗り、秋葉原に向かう電車の中でネタの段取りを考え、当時秋葉原にあった会社の分室に寄って2〜3時間でフリップを作り、16時(17時だったかも?)には会場集合。画像集めが間に合わなかった部分は現場入りしてからマジックで手描きです。こうして大慌てでできたのが、「ラブライブ!」の星空凛ちゃんについて語った凛ちゃんラップでした。

そうこうしているうちに続々と他のバトラーも会場入りしてきます。律儀に私にも挨拶してきます。第0回のダイジェスト動画を観て来てくれた新しい人が3人もいるんだって!みんな10代!若い!知るかバカ!こっちは凛ちゃん描いてんだ!お前らのことなんて考えてる余裕はない!しかもよく見たらどいつもこいつも毎日100人は人殺してそうなツラ。仲良くなれるわけがありません。

本番が始まり、意を決して「凛ちゃんラップ」を披露したところ……予想外の歓声。歓声?何かがおかしい。やり終わった後、あのコワかった響くんが握手を求めてきました。

え?受け入れてくれるの?こんなんでいいの?ラッパーって実はみんな優しいの?

よく見たら新入りの3人はみんな綺麗な瞳をしています。響くんのラップは正統派オタラップの完成形を提示してくれたし、対してmc神社くんのラップはオタラップでしかできないユーモアに溢れています。乱くんは衣装のボタンがカラフルでオシャレです。あらいぐま・コースは見た目からして可愛くないけど、ほかの3人は可愛いです。この3人のおかげで、初めてオタラップを面白いと思えました。

 

…次は第2回大会?乱・響・神社も出る?

はぁ、じゃあ、私も出ますけど…。

(第2回大会につづく)

第2回オタラップMCバトル回顧録 ~期待、不安、そして予兆~

どうも、あらいぐまMCです。

早速ですが、今回は「第2回オタラップバトル アキバサイファー」について語らせていただきます。

 


先に言ってしまいますが、この大会は私、あらいぐまMCが優勝しました。一度は一回戦で敗れたものの、運良く敗者復活枠を手にしてそのまま優勝。イエー俺ツエーー!! 最強ーー!! 感想は!! 以上!!!

という訳にはいかない(色々な意味で)。なぜなら、この大会は出場者にとって“疑惑の大会”だったからだ……!

記憶頼りなので摺り合わせの必要がありますが、MCバトルにおいてとても重要な役割を担うバトルDJの采配に、終始問題がありました。

パッと思い出しても、

・バース数の管理がずさん

・気に入ったバトルMCのバースを勝手に増やす

・バトル見ててターンテーブルそっちのけ

 

といったところ。当時の参加者に聞いたらもっと出てくるに違いない(疑心暗鬼)。この大会で優勝した私、言い換えるならばこのDJの恩恵を一番受けた私だからこそ、第2回を語る義務があるのですよ。言ってみればこれは内部告発。企画者すら無意識に、私が勝つよう仕組んでいた大会だったんじゃないか……!?

……んなわけねーよ(民衆からの怒声)(運営からの罵声)(処刑)。

 

なんて語るのはさすがに大げさかもしれませんが(オタラップに八百長はありません)、色々と反省点が残る大会だったのは間違いありません。当然そのDJは第2回限りでオサラバ、今ではバトルに厳格なルールが定められ、優秀なDJがバトルを捌いております。

個人的に、第2回のバトル内容について一応弁明させていただくならば、勝敗をオーディエンスによるジャッジで決める以上、その日の出場者のなかで一番ウケたのがあらいぐまMCだったのだ(と思う)!

参加したMCたちはみんな素晴らしく、手ごわいラッパーばかりでした。初出場のMCも何人かいて、とても嬉しかったです。

大柄な体に赤いモヒカンという出で立ちで現れつつも「アイドルマスター」への愛を笑顔で語ってくれた"お涼"。せっかく私もモヒカンにしてきたのに、彼の前では霞んでしまった。

「あれはアメリカの国民的ヒーロー、キャプテン・アメリカ? いや違う! キャプテン・アキハバラだ!」こと"キャプテン・アキハバラ"。好きなジャンルはアメコミ。彼は参加者唯一の楽曲持ちということで、バトルの合間に「O.T.A.K.U」という曲を披露し、観客全員の心を掴んでいた。凄い男だ……!


 

そして関西ィー!からの刺客、"ReCO(レーコ)"。『ひだまりスケッチ』への愛とキレッキレのラップスキル、そして最大級の10代モラトリアムを抱えた彼は、単身でオタラップへと乗り込んでくれました。心細そうな顔で独り会場にやって来た彼が、帰る際にはとても名残惜しそうにしていたのを見て、「オタラップやってよかったな…」としみじみ思ったことを覚えています(彼が猫を被っていたことは後々発覚する)。

この3人は今でも付き合いがあり、オタラップにもとても愛着を持って接してくれる大切な仲間です。ありがとう、これからもよろしくね。

ほかにも第1回から引き続き参加してくれたMCも数多くいて、"コース"やMC Wood"はもちろん、第1回優勝者の"響"とその相棒である"mc神社"や、オタラップ界のアイドルにしてスター、"乱"(当時はMC乱)(あと眼鏡掛けてた)など…バラエティ豊かなメンツが揃いました。「こんなに参加者が増えるなんて…」と個人的に喜び&驚愕したのを覚えています。今からすれば、この第2回でオタラップの中心ともいえるメンツは揃っていたんだということにも気づき、ちょっと感慨深い(後々いっぱい出てくるけど) 。

第2回の盛り上がりを受け、「あれ…オタラップ、盛り上がるんじゃね!?」と話したことは記憶に新しく、そして後の第3回、第4回を経てその予想は確信に変わっていったので、この大会がオタラップにとって1つのターニングポイントだったのかな、とも思います。

もちろんオタラップ史のなかで押さえておきたいポイントはまだまだあるのだけれど、それはまた、別の機会に。

 

あらいぐまMC

第0回オタラップMCバトル回顧録 〜朝焼けは黄金色〜

みなさんはじめまして、あらいぐまMCと申します。都内で細々と音楽活動をしており、趣味・特技はアイドルマスターです。

最近はMCバトルイベントの最高峰、UMBに参戦、予選参加者150人中ベスト150位にランクインと、好成績を残しております。よろしくお願いいたします。

 

自他共に認める実力を誇る私、あらいぐまMCが今回語らせていただくのは、こちら!

 




去る2015年4月、知人から「ラップやってるオタクを探している」と相談を受け、特に何も考えずにオファーを受けたイベントがあります。

そのイベントこそが、「オタラップバトル アキバサイファー(のちオタラップMC バトルに名称変更)」でした。今となっては伝説の第0回。ひっそりと始まったこのイベント、バトルMCは雑誌編集者・イラストレーター・身元不明(“そば”について歌ってた)・フリーター(私)の4人。参加者の7割がバトル未経験、内半数以上がラップも未経験!すごい確率だ……。

ここで出会った名も知らぬオタクたちとその後も交流が続き、今では一緒にイベント運営するなんて、これもまたすごい確率。

 

現在の話はさておき。

そもそも、このイベントのコンセプトが、

「最近ちらほら見かけるMCバトル? っていうの? あれ、オタクにやらせてみたら面白くね? ヤバくね?(社長談・意訳)」

だったので、貴族の戯れでコロッセオに放り込まれた奴隷のような気持ちで舞台に立ちました。鍬しか持ったことねぇ。それはそれは泥仕合

当時は先に挙げた「UMB」や、「高校生ラップ選手権」、「戦極」などのバトルイベントがあるとはいえ、まだ「フリースタイルダンジョン」の放送前で、MCバトルなんて一部の愛好家しか見てないマイナーコンテンツでした。若者のヒップホップ・ラップに対する認知は浅く、知っててもせいぜい「8マイル」くらい。

そして大体のオタクはそれすら見てない。

ただ、各々一応の予習はしてきたようで、それなりに韻を踏む真似事をして、対戦相手にはDISを、観客には笑いをお届け。

グズグズの紆余曲折の結果、第0回の優勝者は私、あらいぐまMCとなりました。

そりゃそうだ、一応経験者だもの。あと一番声デカかったし!! 一番動きがうるさかったし!!!(溢れ出るバイブス)

 

そんなこんなで軽い遺恨も残しつつ終わった第0回オタラップ。こうやって久しぶりに動画を見ると、今ではフリップ芸が定着し、NAKAZ TOBAZの一員としてライブにも出てたりするMC Woodが、フリップを持たないで普通にラップ(?)してるのが珍しいですね。あ、コース(当時MC Course)はあまり変わらないです。DISの量が減ったぐらい。そしてあらいぐまMC、進化の途中といった感じですね……。潜在的なオーラが見えます。

 

動画を見れば分かるとおり、

「もうこんな滅茶苦茶なイベントやらないだろ…」

と思った矢先に、次回大会開催の一報が届くわけですが、それはまた次回……。

(世にも奇妙な物語のあのBGM)

オタラップ公式ブログ開設!

「オタラップMCバトル」公式ブログへようこそ!
11月17日(金)のSpace emo 池袋での次回大会の開催を記念して、これからMC Wood・あらいぐまMC・コースといった古参オタラッパーがリレー形式で過去大会を振り返る記事を書いて紹介していきます。お楽しみに!

次回大会についての最新情報もいち早くお伝えしていきますので要チェック!


【オタラップMCバトルとは…】
漫画・アニメ・ゲーム・声優・それ以外!
あらゆるジャンルのオタクが、ラップで・早口で・紙で・グッズで・あの手この手で!フリースタイルで愛を叫ぶ!それが “オタラップ” !そしてそのラッパーが “オタラッパー”
そんなオタラッパー達が一堂に会し、鍛え上げたフリースタイルで愛をぶつけ合い称え合うイベント、それがオタラップMCバトルです。


オタラップMCバトル公式Twitter
https://twitter.com/YoOtarap
オタラップMCバトル公式HP
http://planet-link.co.jp/event/


渋谷 BAR Library(ライブラリィ)では毎週水曜「オタラップサイファー」を開催中!
https://www.facebook.com/Library-478208312222309/
渋谷区道玄坂2-16-19 都路ビル306

マスターはあらいぐまMC(毎週火〜木曜担当)!
サイファーに参加するも良し、オタクの早口を聴きながらグラスを傾けるも良し!オタラッパーの方もそうでない方も、ぜひお気軽にご来店ください!

サイファーの様子はニコ生で毎週配信中!
http://ch.nicovideo.jp/otarap